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VS ロングスカートの女③

「ごめんって!怒ってる?」

もう何度そう問いかけただろうか。
そして彼女は何度「怒っては、ない・・・」と答えただろうか。

「怒って、か・・・」
その意味深な回答に、俺は何も返せなかった。
同時に両手では抱えきれない程の嫌悪感が襲い掛かってくる。
この時俺は自問自答を繰り返し、その内なぜだかまゆの事を考えていた。

乱れたシーツ、散らばるティッシュ、汗ばんだ身体

まだ室内には先ほどまで行われていたことの余韻がハッキリと残っており、
同じベッドの対角線上には、Mちゃんがグレーのバスタオルを頭から被り、その隙間から尖った視線で俺を見ている。

それに耐え切れず俺は全裸にくったりとしたチンポを携え、逃げる様に風呂場へと向かった。

ゆっくりとシャワーを捻る。
「何をしてんねん、俺は・・・・」
ノズルからはお湯が、一方俺からは今日一日の、特にこの一時間に起こったことに対するえも言えぬ感情が勢いよく噴き出してきた。
ビシッと決まった髪形のことなどお構いなしに頭からシャワーを浴びた。

そして浴室の片隅に置いてあった、ラックス・スーパーリッチで大雑把に頭を泡立て始める。
ちなみにこのラックス・スーパリッチ、ゴールドヒアルロン酸が配合されており、髪のダメージを補修してくれるというワンランク上のシャンプーなのだ。
更に嬉しいのは、補修成分を髪の芯まで密封してくれる為、洗い上がりは内側から贅沢な輝きを放ってくれる。
全国の薬局・ドラッグストアなどでお買い求め頂けるので、ぜひとも皆さんにも試して欲しい。

話をラブホテルに戻そう。
風呂からあがりタオルで体を拭く。
身体を洗ったことで、先程までの自分とは少し変われた様な気がして少し気分が良かった。
その良い気分を持続したまま、一直線にMちゃんに歩み寄る。
彼女は20分前と同じく頭からバスタオルをスッポリと被って微動だにせず、相変わらずの視線を俺に向けている。
俺はそのバスタオルの隙間から少しだけ覗いてる目の高さまで視線を落とし、出来るだけ明るく声を掛けてみた。

「Mちゃん、お風呂は?」

「入らない・・・」

「汗むっちゃかいてたで?」

「大丈夫・・・」

「もうすぐ俺帰らなあかんねん、用意しよか?」

「なんもせんって言ったくせに・・・」

「・・・・・」


また沈黙に戻ってしまった。
「せやな・・・」俺にはそう言うのが精一杯だった。


その後、俺たちは帰る荷造りをして、最後にもう一度だけkissをして部屋を出た。

そのまま真っ直ぐ駅まで向かい、改札で手を振って別れた。
駅までの道中のことはあまりよく覚えていない。

帰りの電車、優先座席でウトウトとしていると、「ティレーン」と相棒のスマホが着信を伝えた。
Mちゃんからのメッセージだ。

そこには「今日はありがとう!また遊んでね!」
とさっきとうってかわって昨日までの様な明るい彼女のメッセージ。
いくつかのメッセージのやり取りをして、最後に「うん!またね!」と返信して、俺はMちゃんをブロックした。

もう会うことはないだろう。
初夏の福岡で出会った、丸い、ポッチャリとした線香花火。

手に残ったそのにおいをもう一度嗅いで俺はそのまま眠りに落ちた。


Fin





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No title

ラックス・スーパーリッチのうんちくいらんかった

hodaでーす

Re: No title

>名無しさん
いや、そこ一番力入れて書いたとこや!

>hodaでーす!
hodaやん!元気やな!hoda!
よう来てくれたわ!
またおいでや!
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バーニー畑

Author:バーニー畑
プリンって甘くておいしい!

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